
韓国映画
トンマッコルへようこそを見てきました。
公式HPはこちら。
http://www.youkoso-movie.jp/
朝鮮戦争の激戦地で、北の敗残兵と、南の逃亡兵が
トンマッコルという村で、鉢合わせになった。当然、銃を向けあう! やがて奇妙な
友情と、
愛情が芽生え・・・。

韓国映画は、13年ぶりに見ました。前回が、
「風の丘を越えて 西便制(ソビョンジェ)」でしたからね。最近の
韓流ブームとは無縁に生きていましたが、1987年〜1995年の間に6回も韓国へ行きましたよ! そのうち1回は、沖縄ローカル番組のクイズで当選(笑) 学生時代には、韓国語も勉強しましたし・・・、今でも挨拶程度は、何とかできます。
先週は、韓国の友人と11年ぶりに再会したので、この韓国映画に
ピンと来るものがありました。
涙が止まらない 北と南の兵士が鉢合わせになれば、当然、銃を向けあいます。しかし、どちらも動けない状態。ここで、涙が溢れて止まりませんでした・・・。沖縄には、つい先日、北朝鮮からのミサイル攻撃を防御する
パトリオットミサイル(直訳すると「愛国者」の意味)が、配備されたばかり。南北の対立は、他人事ではありません。
しかし、対立する中で、だんだん
何のために戦うのか!? 分からなくなる兵士たち。もともとは、同じ民族。しかし、この村を離れては、北の敗残兵も南の逃亡兵も生きることはできない。
映画の一番最後のシーン。
これが、すべて夢であったなら・・・。 再び、涙が止まりませんでした。
韓国語の歌を紹介します。(映画とは、直接関係がありません)
クナリオミョン その日が来れば ムン・スンヒョン作曲
一夜の夢ではあるまい
長かった闘いの日々の末に
友の輝く瞳に光る 喜びの涙
辛い労働の汗とともに
川となって流れ
広々とした平和の海に 正義が波打つ夢
その日が来れば
その日が来れば
友のなつかしい顔 その悲しい追憶も
ああ 血のにじんだ私の願いも
はかない夢ではなくなるだろう
その日が来れば
その日が来れば
1970年に焼身自殺した労働者、全泰壱(チョン・テイル)を悼む歌。
映画
トンマッコルへようこそは、沖縄ではパレットくもじ9階の
シネマパレットにて、12月1日(金)まで上映中。
見るべし!
http://www.palette-kumoji.co.jp/index.html
Dongmal-gol E~GAWA watashimo sukidesu~kankokuni iru watashidachiniwa ironna imio mottemasu~
クナリオミョン その日が来れば~ kono utamo one of my favorite!! ^^
kankokuniwa Jeon Taeil BRIDGEmo arimasu~ sono BRIDGEno ueniwa ironna hitodachiga kokoroo komete chukutta monoga arimasuyo!!
韓国のお友だちからメールが来ました! 彼女は、日本語がよく出来ます。11年前にソウルで、韓国映画について夜中まで熱く語りました。つい先週に、再会したばかり(民謡酒場もねっ)
彼女のメールを分かりやすく表記すると・・・。
>「トンマッコルへようこそ」 この映画は、私も好きです〜。韓国にいる私たちには、いろんな意味を持っています。
「クナリオミョン その日が来れば」 これは、私の好きな歌の一つです! 韓国には、『全泰壱(チョンテイル)橋』もあります。その橋の上には、いろんな人たちが、心を込めて作ったものがありますよ!
イム・ボラ
(追記)彼女からのメールによると、11月13日は『全泰壱(チョンテイル記念日』とのこと。先週は、沖縄に来ていたので、交流会で「クナリオミョン その日が来れば」を歌おうと思った、とのこと。なんという偶然! 私は、ただ頭に浮かんだことを書いただけなのに・・・。
>satoshi@宜野湾さん
satoshiさん カワイイポーズですね f(^_^;
私は安聖基(アン・ソンギ)さんが昔から好きです。楽しい民間交流でご活躍下さい (⌒▽⌒)V
>金魚小 様
コメントありがとうございます! 安聖基さんは、韓国の大スターですね。私が昔見た映画では、「暗闇の子供たち」、「外人球団」、「チルスとマンス」、「成功時代」などの話題作に出演していました。95年以降は、韓国映画を見ていないので、知りません・・・。
はじめまして。
遅ればせながら先月やっとこの映画を見ることができました。
寓話のカタチを借りていますが、これまでも脈々と韓国映画の底流をなしてきたテーマ(世界)ですね。
私は兵隊たちが入浴(温泉?)するシーンが印象に残りました。
軍服さえ脱げばみんないっしょ、どこのだれかもわからなくなる、すると誰と戦う必要があったのかさえもわからなくなる、という象徴的シーンです。国章や国旗、国境、国籍、国家なんてものにこだわっているから、人々はうまく乗せられ、うまく使われ、殺し合いをさせられるということが見えてきます。私たちを幸せにしないこのようなものがなくなれば戦争もなくなるのではないかとさえ思ってしまいます。
登場人物の無垢の少女に代表されているように、この世は一人前面しているダイの大人たちが結局は問題を起こし、半人前だと決めつけている子供たちを犠牲にしているのだと思います。そんな大人から学ばない子供たちがまた育ち同じような大人になる。どうやってこの困った循環を止めるかですね。難しくなってごめんなさい。
だから音楽でという、ソフトでわかりやすい、あなたがやっておられることが大切なのだと思います。これからものぞきに来ますのでよろしくお願いします。
それにしても、前回見た韓国映画が、「風の丘を越えて 西便制(ソビョンジェ)」というのはすごいですね。年間2~3本しか一般館で上映されなかったあの時代の韓国映画が大好きです。西便制も忘れられない1本です。
> ミチさん
コメント、ありがとうございます。私の「韓国ブーム」に火が付いて、4月からNHKラジオのハングル講座を勉強中。また韓国映画も「シュリ」、「JSA」、「殺人の追憶」のビデオを見ました。社会的なテーマとエンターテイメントの両立、そんな印象です。
80年代後半〜90年代前半の韓国は、まだ強権政治の雰囲気が濃厚でした。街角でデモ隊に遭遇したり、催涙弾を浴びたり・・・。
昨年末に韓国の友人と偶然に再会した(沖縄にて)こともあり、夏には韓国に行く予定です。もちろん、三線を持って〜♪