琉球歌劇 「奥山の牡丹」
沖縄芝居
奥山の牡丹
沖縄三大悲歌劇のひとつ。
身分の高い男性と低い女性が恋に落ち、男の子が生まれる。
身分の違いから結婚できず、女性は身を隠す。
動画あり
見るからに
悪い人たち(笑)に陥れられて・・・。
しかし、そんな悪事を
天は、許さない!
すんでの所で、難を逃れた。
京太郎が、悪い人たちを皮肉ります。
女性は姿を隠していましたが、京太郎に扮して、敵討ち!
ここから、第2部。立派に成長した息子は、母を探す旅に出ます。
息子に想いを寄せる女性との別れ。
また、お会いできたら一緒になりましょう。
奥山で牡丹の花に囲まれて暮らす一人の女性。
父親と別れる時に詠んだ
琉歌を知っていました。
そうです、この方こそ探していた母親でした!
再会を喜ぶ母と息子。
息子は、母を首里に連れて帰ろうとしますが、母親は応じません。
息子の出世の妨げになると思い、母親は身を投げてしまいました。
これが、悲劇
奥山の牡丹
会場のあちこちで、すすり泣く声が聞こえてきました。
今回は、
琉球歌劇保存会の第20回 伝承者研究発表公演でした。
若い役者たちに、伝統が受け継がれていく姿を感じました。
若手を育てる制度は、素晴らしいですね!
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