琉球歌劇 「奥山の牡丹」

satoshi@宜野湾

2010年04月03日 14:12



沖縄芝居 奥山の牡丹

沖縄三大悲歌劇のひとつ。

身分の高い男性と低い女性が恋に落ち、男の子が生まれる。

身分の違いから結婚できず、女性は身を隠す。

動画あり


見るからに悪い人たち(笑)に陥れられて・・・。



しかし、そんな悪事をは、許さない!

すんでの所で、難を逃れた。



京太郎が、悪い人たちを皮肉ります。



女性は姿を隠していましたが、京太郎に扮して、敵討ち!



ここから、第2部。立派に成長した息子は、母を探す旅に出ます。



息子に想いを寄せる女性との別れ。

また、お会いできたら一緒になりましょう。



奥山で牡丹の花に囲まれて暮らす一人の女性。

父親と別れる時に詠んだ琉歌を知っていました。

そうです、この方こそ探していた母親でした!



再会を喜ぶ母と息子。

息子は、母を首里に連れて帰ろうとしますが、母親は応じません。

息子の出世の妨げになると思い、母親は身を投げてしまいました。



これが、悲劇 奥山の牡丹

会場のあちこちで、すすり泣く声が聞こえてきました。


今回は、琉球歌劇保存会の第20回 伝承者研究発表公演でした。

若い役者たちに、伝統が受け継がれていく姿を感じました。

若手を育てる制度は、素晴らしいですね!


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