ゴールデンウィークは、三線を持って
韓国へ!
三線に使用されるニシキヘビの皮は、
ワシントン条約に抵触するため、手続きをしないと没収されてしまいます。
そこで、
沖縄の税関に問い合わせしました。
沖縄税関の相談窓口で、丁寧に教えてくれました
(沖縄地区税関 税関相談官 電話098ー863ー0099)
1)手続き書類が無ければ、没収される。
2)個人の所有で、持ち帰るのであれば、
外国製品の持ち出し手続きがある。これは、空港で書類を書くことができる。
3)輸出する場合は、経済産業省の手続きが必要
今回は、
福岡経由で韓国に行くため、実際の手続きは福岡空港になります。そこで、福岡の税関に
「沖縄では、こう説明を受けた」と電話しました。すると担当官は
「取り扱ったことが無い。沖縄に確認して、折り返し電話する」と慎重な態度でした。後で電話があって
「沖縄の説明通りにする」とのことでした。私の名前、住所、飛行機の到着時間を聞かれ、
三線と
印鑑を持って空港の税関に来るように言われました。もちろん、私も税関の担当者の名前を聞いてメモしました。
注意点
1)何度も言われましたが、この書類は「日本の出国、再度持込み」を可能にするもの。相手国への持込みと再度出国を
100パーセント保証するものではない。(ここは慎重な言い方でした) もし、高価なものなら、相手国の領事館に確認した方が良い。
2)外国製品の持ち出し手続きは、三線を海外へ持ち出すための手続きではない。便宜上、この手続きとなる。
3)沖縄以外の税関では取り扱い例がないため、事前に手続きする税関で確認する必要がある。
「沖縄ではこう聞いた」と言える。
4)ネットで調べたら
ATAカルネという手続きがあるそうです。詳細はリンク先を参照ください。しかし、手続きに時間とお金がかかります。
ATA条約(物品の一時輸入のための通関手帳に関する条約)に基づき、職業用具、商品見本、展示会への出品物などの物品を外国へ一時的に持ち込む場合、外国の税関で免税扱いの一時輸入通関が手軽にできる通関手帳です。
私は、手続きをスムーズにするため、韓国の受け入れ先から
招待状を送ってもらいました。(韓国語と英文の2通)
プロではありませんが、ちゃんと練習しなくては(汗)
招待状 さとし様
さとし様を歓迎し、三線演奏も期待しています。三線を持って来て2008年5月4日に演奏することをお願いします。
感謝します。
数件の
三線屋さんに聞いてみました
1)どこのお店でも、養殖された蛇皮を正規のルートで輸入している。
2)特に書類を作成したことがない
3)三線は昔からある沖縄の文化、後から出来た法律で規制するのはおかしい。
4)プロの歌手に聞いたら?
3)は正論ですが、手続きは必要ですから・・・。
皆様の体験談をお待ちしています。