粟国の塩 http://www.aguni-salt.com/の工場見学しました。お礼に三線の演奏(無理やり聞かせている!?)
ポンプで海水を汲み上げ、高さ10mの
採かんタワーに通します。
内部には、無数の竹がつるされています。1週間以上もかけて海水を循環させ塩分を濃くします。自然の力で蒸発させるという、気が遠くなる作業です。ちょうど夕日が差し込み、虹が出て綺麗でした!
濃くなった海水を30時間ほど煮詰めます。燃料は薪を使用、遠赤外線の効果があるそうです。交代制で徹夜の作業が続きます。
炊き上がった塩を脱水槽にて自然乾燥。6日〜18日ほどかかります。
袋詰め作業です。手作業で
粟国の塩が、完成です。
すべての作業が終了するまで、釜炊き塩で1ヶ月ほど。天日塩(温室での乾燥)だと、1〜2ヶ月はかかるそうです。あくまで、自然の製法にこだわっています。
ご案内いただき、感謝します。塩の見本までお土産にもらいました。頂いた資料によると、
「近年、不当表示の問題が多く、一昨年には公正取引委員会より警告を受けた企業も出ました。また、それ以外にも不当表示が多いのが実情で製造工程を一切見学させない業者がほとんどです。」・・・とのこと。
しかし、
粟国の塩工場(株)沖縄海塩研究所では、見学を歓迎しています。
「社会的責任を持ち塩作りに取り組んでまいります。」という代表者のメッセージです。
見学するためには、粟国島に行かないとね〜。行く価値は、ありますよ!