泣ける!韓国映画「トンマッコルへようこそ」

satoshi@宜野湾

2006年11月21日 09:10


韓国映画トンマッコルへようこそを見てきました。
公式HPはこちら。http://www.youkoso-movie.jp/

 朝鮮戦争の激戦地で、北の敗残兵と、南の逃亡兵がトンマッコルという村で、鉢合わせになった。当然、銃を向けあう! やがて奇妙な友情と、愛情が芽生え・・・。

 韓国映画は、13年ぶりに見ました。前回が、「風の丘を越えて 西便制(ソビョンジェ)」でしたからね。最近の韓流ブームとは無縁に生きていましたが、1987年〜1995年の間に6回も韓国へ行きましたよ! そのうち1回は、沖縄ローカル番組のクイズで当選(笑) 学生時代には、韓国語も勉強しましたし・・・、今でも挨拶程度は、何とかできます。

 先週は、韓国の友人と11年ぶりに再会したので、この韓国映画にピンと来るものがありました。

涙が止まらない 北と南の兵士が鉢合わせになれば、当然、銃を向けあいます。しかし、どちらも動けない状態。ここで、涙が溢れて止まりませんでした・・・。沖縄には、つい先日、北朝鮮からのミサイル攻撃を防御するパトリオットミサイル(直訳すると「愛国者」の意味)が、配備されたばかり。南北の対立は、他人事ではありません。

 しかし、対立する中で、だんだん何のために戦うのか!? 分からなくなる兵士たち。もともとは、同じ民族。しかし、この村を離れては、北の敗残兵も南の逃亡兵も生きることはできない。

 映画の一番最後のシーン。これが、すべて夢であったなら・・・。 再び、涙が止まりませんでした。


 韓国語の歌を紹介します。(映画とは、直接関係がありません)

クナリオミョン その日が来れば ムン・スンヒョン作曲

 一夜の夢ではあるまい
 長かった闘いの日々の末に
 友の輝く瞳に光る 喜びの涙
 辛い労働の汗とともに
 川となって流れ
 広々とした平和の海に 正義が波打つ夢
 その日が来れば
 その日が来れば
 友のなつかしい顔 その悲しい追憶も
 ああ 血のにじんだ私の願いも
 はかない夢ではなくなるだろう
 その日が来れば
 その日が来れば


 1970年に焼身自殺した労働者、全泰壱(チョン・テイル)を悼む歌。

 
 映画トンマッコルへようこそは、沖縄ではパレットくもじ9階のシネマパレットにて、12月1日(金)まで上映中。 見るべし!
http://www.palette-kumoji.co.jp/index.html
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