130325 少女時代は、なぜ日本の舞台に立つのだろうか
日本の地上波放送局TBSは、3月24日に「情熱大陸」という番組で韓国のガールズグループ少女時代を長期密着取材したドキュメンタリーを放送した。過去にはBoA等が「情熱大陸」に出演したことはあるが、韓国のガールズグループとしては少女時代が最初だ。
放送では2013年1月に韓国での活動と同時に、日本でのアリーナツアーを準備中の少女時代の日常生活、練習風景はもちろん、「韓国を代表するガールズグループとしての少女時代」と「平凡な20代女性としての少女時代」を多角的に紹介した。人々のイメージにある舞台の上の華麗な姿以外にも、舞台の下で流す汗と率直な悩みが、放送された。
2013年1月、少女時代は韓国で“I GOT A BOY”を発表し、忙しく活動していた。韓国では1年2ヶ月ぶりのカムバックだった。CDを発売するたびに爆発的な人気を誇る代表的ガールズグループだから、韓国内のファンたちの期待は天を突くほど高い。当時、少女時代はハイヒールを脱ぎ新たなジャンルに挑戦し、人々を驚かせた。
分単位のスケジュールを消化する少女時代は、日本でのアリーナツアー準備も同時に進行していた。少女時代のメンバー達は2つの課題を一度にしようとして、体調も悪いようだった。振り付け練習の途中に片隅でウトウトするヒョヨン、体調が悪く薬を飲みながらも練習をおろそかにしないティファニーの姿を公開し、華麗さの裏にある苦闘を推測させてくれた。
日本での活動に対する思いと情熱も放送された。製作者とのインタビューではスヨンが、「2012年の日本での活動に対して、物足りなく感じる。もっと多くの姿をお見せしたかったが、そのような機会がなかった。」と言った。ジェシカは、「日本での活動はデビュー前からの夢だった。実際に近づくと大変だが、とてもいい。すべてのことに感謝する。」と言った。
2012年には日韓関係が、竹島問題を契機に冷え込んだ。そのために韓国の歌手たちの日本の音楽プログラム出演機会も少なくなった。このような状況にも少女時代は日本での活動をやめなかった。これに対しソヒョンは、「音楽には国境や言葉の壁がないと思います。音楽は心から伝えることではありませんか? 韓国でも日本でも、もっと良い音楽を作ることが目標です。」としっかり答えた。少女時代が、日本を始めとして多くの国で活動を広げる理由がここにある。
少女時代は2010年の日本デビュー後、“GENIE”,“ GEE”,“ Mr.TAXI”と相次いでヒットさせ、ミリオンセラーを記録した。日本でも一種の「少女時代シンドローム」を巻き起こし、韓国を代表するガールズグループにふさわしい活動を見せた。地上波放送でのドキュメンタリー。
日本で少女時代の威力が立証されると同時に、少女時代が日本の舞台に立つ本当の理由を推測させてくれる放送だった。
おまけ
日本のアリーナツアーにて(ネットで見つけた写真)
ソヒョンと
ユリのサインボールです。
ふたりとも、
たこやき …(笑)