山内盛彬生誕120年記念公演 ひやみかち
山内盛彬(やまうちせいひんさんは、
ひやみかち節の作者として、首里王府の音楽や湛水流の継承者として、知られています。
生誕120周年を記念して歌碑が建立され、
登川誠仁さん、
ザ・フェーレー、
古謝美佐子さんが出演するコンサートがありました。
開演前に出演者が勢ぞろいして、先週の地震で犠牲になった方々へ黙祷をささげました。
最初に、琉球王朝時代の
おもろそうしを謡(うた)うステージがありました。山内盛彬さんは、こうした古典音楽の継承者でもありました。
続いて、ひやみかち節の舞踊、若手の
松田一利さんが登場。
ザ・フェーレーは、ベテランらしい味のある演奏と、コミカルな動きと歌詞で会場の笑いを取っていました。ちなみに「フェーレー」とは沖縄の言葉で盗賊の意味。
あなたのハート♡を盗みます。
古謝美佐子さんは、先週の地震の時に京都にいたお話をされました。童神や、日々是好日をしみじみと歌われました。
民謡界の大御所の登川誠仁さんは、弟子の仲宗根創さんと登場。山内盛彬さんとの思い出を、コミカルに語ってくださいました。
ナークニーから
とぅばらーままで、いつになく気合いの入ったステージでした。
最後は、出演した豪華メンバーによるカチャーシーで、ステージは終了。休憩をはさんでたっぷり2時間半でした。
韓国からのお友達4人と一緒に行ったので、登川誠仁さんと記念撮影。時間が無いのに、本当に恐縮です。
古謝美佐子さんは、会場の出口で震災への募金を訴え続けておられました。記念撮影にも、快く応じてくださり感謝します。
韓国からのお友達は、ウチナー口(沖縄のことば)は分からなくても、とても楽しんでくれました。
若手から大御所までのステージで、改めて沖縄の芸能の層の厚さを実感しました。
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