三線を持参で台湾へ
3月8日〜12日は、研修で台湾に行ってきま〜す。もちろん、三線も持参で。しかし、ニシキヘビの皮を使用した三線は、
ワシントン条約との関係で、国外持ち出しが困難と判明し・・・。
ワシントン条約とは、野生動植物の国際的な取引規制。沖縄の三線に使用されるヘビ皮は、東南アジアで養殖され(肉は現地で食用に)、正規のルートで輸入された物なので問題ありません。しかし、個別の三線に「正規のルートで輸入したヘビ皮を使用」といった証明書は付いていません。
ヘビ皮使用の三線を海外に持って行った場合、1)没収 2)皮を切られる といったトラブルが予想されます。
三線の海外持ち出しは次の場合があります。 1)プロの演奏家 2)個人の楽しみ
1)の場合は、招待状があれば問題無いでしょう。私の三線の先生は何度も海外公演していますが、ほとんどの場合が公的団体の招きですから大丈夫でした。
問題は2)の場合で、まともに手続きするとなると、まず役所のたらい回し、そして時間とお金とエネルギーの浪費となるようです・・・。
プロの演奏家でも二胡(胡弓)を税関で没収されそうになり、演奏して証明した話がありました。税関で唐船ドーイをやって、職員が踊り出せばOKか? しかし、下手なら三線の没収かな
結論 三線教室でも相談しましたが、人口皮の三線を借りて持って行くことにしました。
関連記事